DUOの軌跡 |
桐朋学園大学において、同じ『学生時代』を過し、気のおけない仲だった2人だが、 実は当時一緒に演奏する事はただの一度もなかった。 その後、林田はアメリカへ渡り武者修業、 大町は日本にての演奏活動と、約5年間にわたってお互いの連絡先すら知らない時期が続く。 そんな2人が林田の帰国後、池袋の東京芸術劇場の長いエスカレーターを上り終えたところで偶然再会、 旧知の2人が初めて一緒に演奏することになるのは、そのさらに2年後のことである。 純粋に「いい音楽がしたい!」と意を同じくするする2人に、 もう一人チェリストが加わって1995年結成されたのが、「アンサンブル・オーバート」というピアノトリオである。 その後、イギリスのイースト・アングリアン・サマー・ミュージック・フェスティバルに、 ソロおよびデュオの双方で招聘されたのをきっかけに、 不定期ではあるがDUOによる活動を続け、着実にそのファンを増やし続けている。 |
大町 滋(ヴァイオリン) |
1963年京都生まれ。 5歳よりヴァイオリンを習い始める。 これまでに尾花輝代光、田中千香士、室谷高広、岡山潔の各氏に師事。 桐朋学園大学卒業後、フリーのヴァイオリン奏者として活躍、 92年より(財)神奈川フィルハーモニー管弦楽団ヴァイオリン奏者。 1993年神奈川フィルのメンバー による室内楽団「 レグルス 」結成。 この間、ゲルハルト・ポッセ氏の指導を受ける。 1995年には林田賢とともに ピアノトリオ「アンサンブル・オーバード」結成。 翌96年には第18回イースト・アングリアン・インターナショナル・サマー・ミュージック・フェスティバルに 招聘され、イギリスにてデビュー、 B B C ラジオにおいても、その演奏が放送されたほか、 98年、2000年にも同フェスティバルに再び招かれ、 ソリストとしてロンドン・シティ・チェンバー・オーケストラと共演。 また、99年には グァム・シンフォニー・オーケストラにコンサート・マスターとして招聘され、 アメリカ においても デビュー。 現在は ランドスケープ の結成により ジャズヴァイオリン の世界にも活躍の場を広げている。 |
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林田 賢 (ピアノ) |
1966年長崎生まれ。 池原絹代、福田伸光、故田中希代子の各氏に師事。 桐朋学園大学在学中、第6回飯塚新人音楽コンクールピアノ部門において第1位受賞。 その後渡米し、インディアナ大学音楽学部において 約5年間、 ピアノ を故ジョルジュ・シェベック、練木繁夫各氏のもとで、 また室内楽、二重奏を チェロ の巨匠ヤーノシュ・シュタルケル、ヴァイオリンの名教授、故ヨゼフ・ギンゴールド氏らのもとで学ぶ。 在学中よりアメリカ 、日本をはじめ、イギリス、フランス、オランダなどの ヨーロッパ各地において演奏。 これまでにソリストとして、ロンドン・シティ・チェンバー・オーケストラ、 オックスフォード弦楽四重奏団、九州交響楽団などと共演。 米国ナショナル・パブリックラジオ、英国BBCラジオ、FM長崎などでその演奏が放送されたほか、 室内楽奏者、伴奏者として共演者からの信頼も厚い。 また九州地区を中心に各種コンクール、オーディションなどの審査員も務める、 トツカピアノメソッド振興会長崎支部「ハーモニー」主宰。 |
Song without Words ピアノとヴァイオリンが紡ぎだす詞のない歌 〜ソング・ウイズアウト・ワーズ〜 |
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HRCD-20021 3000円(税込) | |
彼らはその第一級のアンサンブルで、 独特の音楽スタイルを示していた。 東洋からやって来た才能あるアーティストによる演奏に、 ここ西洋の満場の観客は大変満足していたようである。 〜英国サッフォーク&ノーフォークライフ誌〜 |
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